電子レンジのワット数換算計算機|500W・600W・700W対応
こんにちは、管理栄養士のコスモスです。
レシピには「600Wで2分」。でも自宅のレンジは500W。この「じゃあ何分何秒?」を、その場で出せる計算機を作りました。
数字を選ぶだけで、秒単位の換算値が出ます。下には500W・600W・700Wの早見表も置いたので、ブックマークして使い回してください。
この記事でわかること
- ワット数が違うときの加熱時間を、その場で換算できる計算機
- 500W・600W・700Wの換算早見表
- 換算のしくみ(計算式はかけ算1回です)
- オート機能や解凍モードに換算が使えない理由
- 換算どおりに温めても冷たいときの対処
使い方は3ステップ
1. レシピに書いてあるワット数を選ぶ
2. レシピの加熱時間を入れる
3. 自宅のレンジのワット数を選ぶ
これだけで、下に換算した時間が出ます。ボタンにない数値は「直接入力」の欄へどうぞ。
電子レンジ ワット数換算 かんたん計算機
1. レシピに書いてあるワット数
2. レシピに書いてある加熱時間
3. 自宅のレンジのワット数
※短めに様子を見て、足りなければ10秒ずつ追加してください。オート(自動あたため)や解凍モードには使えません。
換算のしくみ
計算式はシンプルです。
換算後の時間 = レシピの時間 ×(レシピのワット数 ÷ 自宅のワット数)
ワット数は、1秒あたりに食品へ入る熱の勢いを表す数字です。勢いが弱いぶん、時間を長くして同じ熱量にそろえる、というのが換算の考え方になります。
たとえば600Wで2分のレシピを500Wで温めるなら、2分×(600÷500)で2分24秒です。逆に700Wの高出力なら、時間は短くなります。
ただし、この式はあくまで目安です。レンジの機種や食品の量、冷たさによって仕上がりは変わります。短めに設定して、足りなければ10秒ずつ追加するのが失敗しない使い方です。
換算早見表(600Wのレシピを基準に)
600W表記のレシピを、500Wと700Wで温めるときの目安です。
| 600Wのレシピ | 500Wなら | 700Wなら |
|---|---|---|
| 30秒 | 36秒 | 約25秒 |
| 1分 | 1分12秒 | 約50秒 |
| 1分30秒 | 1分48秒 | 約1分15秒 |
| 2分 | 2分24秒 | 約1分45秒 |
| 2分30秒 | 3分 | 約2分10秒 |
| 3分 | 3分36秒 | 約2分35秒 |
| 4分 | 4分48秒 | 約3分25秒 |
| 5分 | 6分 | 約4分15秒 |
| 6分 | 7分12秒 | 約5分10秒 |
| 8分 | 9分36秒 | 約6分50秒 |
| 10分 | 12分 | 約8分35秒 |
700Wの欄は5秒単位に丸めた目安です。500Wの欄は計算どおりの値になります。
換算早見表(500Wのレシピを基準に)
500W表記のレシピを、600Wと700Wで温めるときの目安です。
| 500Wのレシピ | 600Wなら | 700Wなら |
|---|---|---|
| 30秒 | 25秒 | 約20秒 |
| 1分 | 50秒 | 約45秒 |
| 1分30秒 | 1分15秒 | 約1分5秒 |
| 2分 | 1分40秒 | 約1分25秒 |
| 2分30秒 | 2分5秒 | 約1分45秒 |
| 3分 | 2分30秒 | 約2分10秒 |
| 4分 | 3分20秒 | 約2分50秒 |
| 5分 | 4分10秒 | 約3分35秒 |
| 6分 | 5分 | 約4分15秒 |
| 8分 | 6分40秒 | 約5分45秒 |
| 10分 | 8分20秒 | 約7分10秒 |
こちらも700Wの欄は5秒単位に丸めています。
この換算が使えない場面
オート機能(自動あたため)には使えません。 オートはセンサーが食品の温度や蒸気を見て止めるしくみで、ワット数と時間の指定で動いていないからです。
解凍モードも対象外です。 解凍は機種ごとの制御で動くので、取扱説明書の案内を優先してください。
自宅のレンジのワット数がわからないときは、扉の内側や庫内のシール、取扱説明書の「定格高周波出力」を見ると書いてあります。
換算どおりなのに冷たいところがあるとき
それは換算のせいではなく、加熱ムラです。電子レンジは場所によって温まり方に差が出ます。
- かき混ぜられる料理は、途中で一度かき混ぜる
- 混ぜられないものは、置く位置を変えて10秒ずつ追加する
- 厚みのあるものは、ラップで包んで蒸気を回す
お肉の温め直しは、時間ではなく火の通りで判断してください。厚生労働省は、食肉は中心部までよく加熱する(75℃で1分以上)ことを求めています。切って断面を確かめるのがいちばん確実です。
サラダチキンの火の通りが心配な方は、サラダチキンはレンジで何分?鶏むね肉300gをしっとり作るコツもあわせてどうぞ。
よくある質問
Q. 800Wや1000Wのレシピも換算できますか?
できます。計算機のボタンに800Wと1000Wを用意しました。ほかの数値も「直接入力」の欄で換算できます。
Q. 換算した時間ちょうどに温めれば失敗しませんか?
換算はスタート地点だと考えてください。機種や食品の量で仕上がりは変わるので、短めに設定して10秒ずつ足すのが確実です。
Q. 冷凍野菜の加熱にも使えますか?
時間の換算そのものは使えます。ただし冷凍野菜は水っぽくなりやすいなど、別の注意もあります。冷凍野菜は栄養がない?管理栄養士が「使い分けの正解」を解説を参考にしてください。
あわせて使える無料ツール
このブログでは、ほかにも計算ツールをそろえています。管理栄養士が作った無料ツールの一覧から、目的に合うものを選べます。
まとめ
- 換算式は「レシピの時間×(レシピのW÷自宅のW)」のかけ算1回
- 600Wで2分のレシピは、500Wなら2分24秒
- オート機能と解凍モードは、ワット数換算の対象外
- 換算どおりでも冷たいときは加熱ムラ。混ぜる、位置を変える、10秒ずつ足す
- お肉の温め直しは時間でなく火の通りで判断する
表示の時間はいずれも目安です。機種や食品の量・温度によって仕上がりは変わります。