今日の夕飯、どうする?30秒診断
コスモス
管理栄養士コスモスのラク食ラボ
こんにちは。管理栄養士のコスモスです。
冷凍野菜をカゴに入れるとき、「本当は生のほうがいいんだろうな」と少し思っていませんか。
先に結論です。冷凍野菜に栄養がないというのは誤解です。使い分けさえ知っていれば、冷凍野菜は忙しい人の食卓の強い味方になります。
市販の冷凍野菜の多くは、産地で収穫されてから短時間のうちに急速冷凍されます。
野菜の栄養は、収穫した瞬間から少しずつ減っていきます。買ってから冷蔵庫で数日過ごした生野菜と、収穫後すぐ凍結された冷凍野菜。どちらの栄養が上かは、実は一概に言えないのです。
しかも冷凍野菜は旬の時期にまとめて加工されることが多く、価格も味も安定しています。
正直な情報もお伝えします。
多くの冷凍野菜は、凍らせる前にさっと加熱(ブランチング)されています。この工程で、ビタミンCなど水に溶けやすい栄養素は一部失われます。
ただしこれは、家庭でゆで調理をしても起こる変化です。「冷凍だから特別に劣る」わけではなく、「下ゆで済みの野菜」と考えるのが実態に近いと思います。下ゆで済みだからこそ、調理時間が短くなるという利点にもなっています。
私の使い分けはシンプルです。
ほうれん草、ブロッコリー、きのこミックス、揚げなす。このあたりを冷凍庫に常備しておくと、「野菜ゼロの日」が確実に減ります。
冷凍野菜は、解凍の仕方で仕上がりが大きく変わります。
「生じゃないから」と後ろめたく思う必要はありません。冷凍庫の野菜は、あなたの「作れない日」を支えてくれる備えです。