スタバのカロリー かんたん計算機(ミルク変更・カフェイン対応)
コスモス
管理栄養士コスモスのラク食ラボ
こんにちは。管理栄養士のコスモスです。
「野菜を食べる時間がないから、せめて野菜ジュース」。その選択、正解なのでしょうか。
管理栄養士としての正直な答えは、「完全な代わりにはならない。でも、ゼロの日の補助としては役に立つ」です。曖昧に聞こえるかもしれませんが、理由を知ると使い方がはっきりします。
野菜のいちばんの武器のひとつが食物繊維です。
ところが、ジュースに加工する過程で、不溶性の食物繊維の多くは取り除かれてしまいます。飲みやすくなめらかな口当たりは、裏を返せば「繊維が少ない」ということでもあるのです。
腸内環境のためや、食後の血糖値の上がり方を穏やかにする目的で野菜を摂りたいなら、やはり「食べる野菜」に軍配が上がります。
もうひとつ見落とされがちなのが、噛むという行為そのものの価値です。
噛むことは満腹感につながり、食べすぎ防止に働きます。ジュースは数十秒で飲み終わってしまうため、同じ栄養素を摂っても「食べた実感」が残りにくいのです。
ダイエット中の方ほど、この差は無視できません。
ここまで書くと悪者のようですが、私は野菜ジュースを否定しません。役に立つ場面がはっきりあるからです。
合言葉は「代わり」ではなく「保険」。野菜ゼロの日を野菜少しの日に変える道具と考えると、ちょうどいい距離感になります。
パッケージで確認したいのは2点です。
「ジュースを飲んだから野菜はOK」ではなく「今日は野菜が足りないからジュースで底上げ」。この順番で考えられれば、もう上手な付き合い方ができています。
※持病で食事制限のある方は主治医・担当の管理栄養士にご相談ください。