きのこのレモンマリネのレシピ|しめじで作る簡単常備菜
管理栄養士のコスモスです。
きのこを買ったものの、使い切れずに余らせてしまうことはありませんか?この「きのこのレモンマリネ」は、しめじを炒めて調味料と和えるだけ。冷やしておくと、あと一品ほしい日にすぐ出せます。
このレシピのポイント
- レモンの酸味で、きのこをさっぱり食べられる
- 作り方は「切る・炒める・漬ける」の3ステップ
- 冷蔵庫で味をなじませると、より食べやすい
栄養メモ
ぶなしめじ(生)は、可食部100gあたりエネルギー26kcal、食物繊維総量3.0gです。これは食材単体の目安で、調味料や油を含むレシピ全体の栄養価ではありません。
材料(作りやすい分量)
- しめじ 1パック
炒め用
酒 大さじ2
にんにく 1かけ(またはチューブ適量)
赤唐辛子 1本
塩 少々
ごま油 大さじ1
マリネ液
ポッカレモン 大さじ3
しょうゆ 大さじ1
白だし 大さじ1

作り方
1. しめじをほぐす
石づきを切り落とし、小房に分けます。

2. 香りを出す
フライパンにごま油、にんにく、赤唐辛子を入れ、弱火でゆっくり温めます。
3. しめじを炒める
しめじ、酒、塩少々を加え、中火で全体がしんなりするまで炒めます。

4. マリネ液に漬ける
火を止めて粗熱をとり、マリネ液と和えます。

すぐに食べても大丈夫ですが、冷蔵庫で少し休ませると味がなじみます。
どのくらい日持ちしますか、に正直に答えます
常備菜と呼んでいる以上、ここは避けずに書きます。家庭の作り置きが冷蔵で何日もつかを、数字で示した公的な資料は、探した範囲では見つかりませんでした。
農林水産省も厚生労働省も、日数ではなくこう書いています。
冷蔵庫に保存した調理済みの食品は、なるべく早く食べきってしまいましょう
農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~」2026年9月6日確認
代わりにはっきり書かれていたのは、扱い方のほうでした。
- あら熱をとってから、密閉容器に入れるかラップで包む(農林水産省)
- 浅い容器に小分けして、早く冷やす(厚生労働省)
- 冷蔵庫は10℃以下が目安(厚生労働省)。農林水産省の別のページでは4℃前後とあります
- においや色、味では傷みを判断できない。冷蔵庫を過信しない(農林水産省)
きのこ自体の日数なら、生産者の公式サイトにありました。ただし、これは使いかけの生のきのこの話です。
一度に使いきれず残ったきのこを保存する場合は、キッチンペーパーなどに包んで冷蔵庫で保存し、3日以内に食べましょう。
ホクト株式会社「よくお寄せいただくご質問」2026年9月6日確認
作ったマリネが何日もつか、という数字ではありません。そのまま当てはめないでくださいね。私は「何日もちます」と言える根拠を持っていません。清潔な箸で取り分けて、早めに食べきる。ここが正直な答えです。
きのこを買いすぎた日は、凍らせてしまう手もあります。切って冷凍する方法はきのこは冷凍保存が正解?にまとめました。
きのこを増やしてもおいしい
しめじだけでなく、まいたけ・エリンギ・しいたけを加えても作れます。きのこは種類によって香りや食感が変わるので、組み合わせると味に奥行きが出ます。
- まいたけ:香りをしっかり出したいときに
- エリンギ:歯ごたえを足したいときに
- しいたけ:うま味を加えたいときに
組み合わせるなら、栄養にも少し差があります。
| 可食部100gあたり | エネルギー | 食物繊維総量 | ビタミンD | カリウム |
|---|---|---|---|---|
| ぶなしめじ | 26kcal | 3.0g | 0.5μg | 370mg |
| まいたけ | 22kcal | 3.5g | 4.9μg | 230mg |
| エリンギ | 31kcal | 3.4g | 1.2μg | 340mg |
| しいたけ(菌床栽培) | 25kcal | 4.9g | 0.3μg | 290mg |
目を引くのは、まいたけのビタミンDです。ほかの3種の4倍から16倍あります。食物繊維はしいたけが多めでした。数字は生の状態のもので、味つけや油は含みません。
なお、まいたけを卵料理に使うときは少し注意が必要です。生のまま入れると固まらないことがあります。くわしくは茶碗蒸しが固まらない3つの原因をご覧ください。このレシピのきのこは加熱してあるので、そのままで大丈夫です。
きのこは食物繊維を含む食材です。毎日の食事に無理なく足せる「もう一品」として、冷蔵庫に常備しておくと便利ですよ。ほかの副菜や作り置きは、レシピ帳にまとめています。
「きのこは秋が旬」は、半分だけ本当でした
秋になると、きのこ売り場が広がりますよね。ただ、農林水産省の説明を読んで、私は考えを少し改めました。
ぶなしめじは癖のない味わいが特徴で、栽培したものは年間を通して食べられます。栽培したものに比べて大型になる野生のぶなしめじは、秋に旬を迎えます。
農林水産省 広報誌「aff」2021年10月号「詳しく知って楽しく食べよう!おいしいきのこ図鑑」2026年9月6日確認
秋に旬を迎えるのは野生のぶなしめじで、私たちが買う栽培ものは通年、という書き分けでした。同じ号には、こうも書かれています。
昨今では人工栽培の技術革新が進み、食卓で一年中色々な種類のきのこを楽しむことができます
農林水産省 広報誌「aff」2021年10月号「不思議がいっぱい!きのこの生態と豆知識」2026年9月6日確認
つまりこのマリネは、秋だけのものではありません。値段が落ち着いている時期なら、いつ作っても大丈夫です。
まとめ
きのこのレモンマリネは、しめじを炒めてマリネ液と合わせるだけの簡単な常備菜です。レモンの酸味でさっぱり食べられるので、肉料理の付け合わせや、あと一品ほしい日の副菜にどうぞ。きのこの種類を変えながら、ご家庭の好みの組み合わせを見つけてみてください🍄
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