前回の記事をYoutubeの方で紹介していただきました。
この影響も含め、普段10人前後しか訪問のない当ブログ、ここ3日は毎日50人以上の訪問があります。
ですので、僕のことを全く知らない人に向けて軽く自己紹介。
30代男。社会人。趣味:投資,リベ大,スマブラ配信。
実験動物技術者になるべく大学で専攻。しかし頓挫し、別の職に就職。
その職場で誘われ、猟師を5年程経験。
一般的な人よりも生命倫理に携わる機会が多く、100ブタについては思うところがあります。
マウスを解剖していて、思ったこと
先にこの話を聞いてください。
僕は大学時代、マウスを解剖していました。
そんな中、一人の女学生が泣き始めたんです。
その子は家でデグーを飼っていて、これから自分が解剖するマウスと重ねてしまった。

自分は実験用のマウスを
「この子達は解剖される為に存在する」
「命を頂くことに感謝を忘れなければ大丈夫」
とかなり無機質ながら線引きすることで、精神を保っていました。
僕も解剖されるマウスに「かわいい」という感情を抱いていたから。
しかし、人によってはその線引きが出来ず、リタイアする人がいる。
それだけ命を直接頂く行為は重く、辛いものです。
この女学生は、
【愛するデグーと実験用マウスを重ねた結果、傷付いた】
これを踏まえて本題に移ります。
ブタ飼育者のYoutubeコメント欄にあふれる暴言
これが100ブタというコンテンツが残した最たる結果だと思います。
「食育」をテーマにしていました。
しかし、それとはかけ離れた倫理観を持つ人が生まれてしまった。
ブタだから食卓に上がる機会も多い。
だからこそ、命を軽んじられる。
100ブタというコンテンツは軽んじられるブタの命の重さについて訴えるべきだった。
しかし、行ったのは嗜虐的なエンターテイメントだったという結果に終わった。
デグーの女学生の話に戻します。
実験用のマウスに愛するデグーを投影して、傷付く彼女にこの言葉を向けられますか?
【お前のデグーはいつ解剖すんの?】
ブタはかわいい
ミニブタちゃん可愛いです。

だから愛玩動物として愛する人がいる。
その人達は自分の中で折り合いをつけて、普段食べるブタと、愛するブタを分けています。
中にはブタを食べない愛好家さんがいる程、デリケートな話題。
他人がズカズカ踏み込んじゃいけない領域。
それを踏まえて、もう一度さっきのコメント欄を見てください。
失礼で無神経な発言と気付いてもらえれば嬉しいです。
最初から失礼って分かってた人は、今後もその倫理観、大切に育てていきましょう。
PS:狩猟で感じた生命倫理もいつかブログに書きますね。
前記事
【倫理とは】100日後に食われるブタ は食べてはいけなかった?|【スマブラSP】クレムリン軍本拠地!@兄の霊夢【人生】 (mina-free-ni-naru-by-king-k-rool.com)