前回のあらすじ:苦手な歴史の先生になった
【雑記】家庭教師のト〇イの話①偏差値30台の先生|【スマブラ】アニブログ【投資】 (mina-free-ni-naru-by-king-k-rool.com)
訪問
生徒の家はバイクで10分程のとこでした。
人様の家にお邪魔する機会はあまりないので緊張します。
こたつのある居間に案内されます。

こんなの子がいました。
事前にテストの成績等は把握してました。
しかしヤンキーは聞いてないです。
保護者「今日は国語と社会をお願いします」
アニ「国語もですか!?」
いきなり計画が崩れました。
確か歴史のみだったはずですが仕方ない。
聞けば「竹取物語を要約して欲しい」という簡単な内容だったので助かりました。
『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』で培った知識があります。
教え方~歴史~
その子は教科書しか持っていませんでした。
独断ですが、教科書を完璧に読み込めば中学の中間テストであれば8割取るのは難しいことではない。
しかし、「完璧に読み込めたか確認の為の問題集」は必須だと自分は思っています。
なので歴史は、クイズ形式にストーリーを立て、それに答えてもらう授業方針で行きました。
ヤンキーと形容しましたが、とても素直でいい子です。
上下関係に重きを置くタイプで助かりました。
ト〇イの人がこういう生徒の情報教えてくれてたらとは思いましたけどね!!
歴史の重みを説く時間はなかった。
教え方~竹取物語~

ここからが難関です。
アニ「簡単にストーリーを説明してみて」
ヤンキー「分からない」
僕は一般的な教養レベルだと思ってましたが、竹取物語=かぐや姫を知らない子がいる。
携帯で検索してストーリーを教えます。
ヤンキー「あぁこれか!」
微かに残る、学校での授業の記憶を断片的に思い出しながら、改めてストーリーを説明してくれました。
アニ「じゃあ、なんでかぐや姫は難題を出したのかな」
ヤンキー「分からない」
こ、これは骨が折れそうだ!
言葉を砕きながら、分かりやすく説明します。
結婚したくないから無理難題言ってたんだよー。
月の使者の謎パワーで月に帰るよー。
でも、地上の民に恩義を感じてるから、求婚してきた帝に不老不死の薬あげるよー。
帝「かぐやちゃんいないなら不老不死なんて意味ない」
って言って天に近い山でこれ燃やしたよー。
不死の山、つまり富士山ねー。
ヤンキー「あー、なるほど!!」
理解してくれると、とても気持ちいい。
世の中には、教養レベルのことが分からない子がいる。
本人か、親の意向は分からないが、その現状を打破しようと家庭教師を雇う家庭がある。
その一助になれた、達成感を感じた瞬間でした。
その後
この子とはこの一回のみの講義でした。
ト〇イ経由で、改めて良かったとお礼を頂けました。
個人的にも、自身の勉強にもなりお金にもなり、とても良いバイトと感じました。
部署によると思いますが、自分のト〇イ事務所は少し適当だったかも笑
次の生徒を募集します。
ト〇イ「次は物理の子で、高校生行ける?」(アニは物理未履修)
完